砂浜の女王『シロギス』。天ぷら界でもエビやイカたちと並ぶ王道の一品ですよね。
全国のサーフで大会が行われるほど人気の魚種であるキスですが、
砂浜まで出向かなくても気軽に釣りが楽しめちゃう魚でもあるんですね!
そんなキスの魅力に迫りながらも手軽に釣れる方法を伝授していきます。
ではいきましょう!
そもそもキスってどんな魚?
普段私たちがキスと呼ぶ魚は正式名称でシロギスと呼びます。
キス科の魚で生息域は北海道南部から南はフィリピンまでの浅い砂地に生息している魚です。
実はもともと大量に獲れる魚ではなく、上品な白身魚として古くから高級な魚だったんですね。最近はスーパーにもよく見かけるようになりましたが、これは南半球や東南アジアなどの近縁種です。
日本人が各国から輸入したくなるくらい大好きな魚なんですよ。
シロギスの生態とは?
キスは砂地を愛しています。とにかく砂地にいることで落ち着く生き物です。危険を感じると砂に潜る習性があり、夜眠るときも砂に潜って顔だけ出しています。雑食性で多毛類、甲殻類を好んで食べているようです。
特に釣りではジャリメやチロリといった小型の虫を使うのが一般的ですね。おちょぼ口なのでなるべく小さいエサがよく、匂いが強く、動くものにとても反応がいいです。
餌を選ぶときや付けるときはキスが食べやすい事を意識してみましょう。
参考:夜釣りキス 昼に比べて釣れづらい理由は?
キスの生態や基本情報まとめ
さあシロギスを釣りにちょい投げに行こう!
シロギスを釣るのに必要な道具は?
今回はサーフでの本格的な釣りではなく、漁港や岸からのちょい投げでの釣りを主体にしてご紹介していきます。
手軽にできるのでもしかしたら今ある道具で全部出来ちゃうかもしれません。
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ロッド
2~3メートル程のロッドがあればいいでしょう。
少し投げるので柔らかすぎないある程度の硬さがあるロッドがいいですが、キスは口元が繊細な魚なので、竿先は柔らかいものを選びましょう。
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リール
小型のスピニングリールを選びましょう。
リールには番手があり、2500~3000番を選んでおけば間違いないです。
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ライン
これからちょい投げを始める方はナイロンラインの3号を選ぶとよいです。ナイロンラインはトラブルが少なく扱いやすいので、余計なストレスなく釣りを楽しめます。
慣れてきたら、PEラインの1号を使ってみましょう。ナイロンラインに比べて、絡まるなどのトラブルが発生する可能性が上がりますが、なんといっても感度がいいです。
竿先に伝わる反応や、海底の起伏なんかが分かりやすくなるのでおすすめです。
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仕掛け
ミニジェット天秤の先に市販のちょい投げ仕掛けを付けるのがおすすめです。
後述しますが、底のズル引きが基本になるので場所によっては根がかりが多く、仕掛けをロストする事も多いので、いくつか用意していきましょう。
参考:堤防のちょい投げでキスをたくさん釣るための3箇条
シロギスのちょい投げ釣り(入門者向け)
シロギスはどんなところで釣れる?
海底が砂地である事!
これが大事です。サーフに隣接した漁港や、キスの釣果情報が出ている海釣り施設に行けば間違いないです。
また、キスは群れを成して移動している魚です。一か所で釣れなければ場所を変えてみることも釣果を上げるコツです。
シロギスの誘い方は?
投げてズル引きが基本です。オモリが海底についたらゆっくりリールを巻くか、竿を引っ張って出た余分なラインを巻き取ってまた引っ張るの繰り返し、後者はアタリもわかりやすいのでお勧めです。
どんなアタリがある?
ビンビンッと竿先に明確なアタリが出ます!アタリがあったら合わせはせず、そのままゆっくり巻いてきましょう。
釣果を上げるには?
キス釣りは「足で稼ぐ釣り」とも言われています。一か所で釣れなければ別の場所に移動することも惜しまないことが釣果を上げることのコツになります。
一匹釣れたら立て続けに釣れる事が多い魚なので、まずは一匹を釣ることを意識してみましょう。
そして自分の荷物を最小化して身軽にしておくこともかなり大事なポイントになります。
必然的に移動が多くなるキス釣りでは身軽にしておくことで疲労も軽減され、動きやすくなります。必要最低限の道具で釣りに出かけることを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
見た目も美しいシロギスは食べてもおいしく、日本人に昔から愛されてきた魚です。そんなキスをちょい投げで気楽に釣れることができるのはとっても嬉しいですね!
ぜひたくさん釣って晩御飯を豪華にしてみるのはいかがでしょうか。
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